無線LANのメリットや運用の注意点、電波や規格などの用語、要件定義や基本設計から
設定・構築・テストにいたるまで、たくさんのことをまとめています。
さらに、Arubaの機器を中心とした無線LANの設計と設定を解かりやすく解説しています。

カテゴリ:5.無線LANコントローラ > 5-15 RFの設定

電波の自動調節機能であるARM(Adaptive Radio Management)であるが、デフォルトでは有効になっている。
f

実際、自動調整はうまくいくのですか?
固定で慣れていたので、少し不安です。




全く問題ない。性能はかなりいいと思う。
ただ、何らかの事情で無効にしたい場合は以下である。

ARMのOFF
ARMのProfileにてAssignmentをDisableにする。
ただ、Defaultのはそのままにしておき、新たに新しいプロファイルを作成して、
それを適用することの方が多い。後々、Default設定との違いも確認しやすいので。
その場合は、以下。

ARMを停止する ARM プロファイルを作成
(Aruba)(config) #rf arm-profile ARM-Disable
(Aruba)(Adaptive Radio Management (ARM) profile "ARM-Disable") #no scanning
(Aruba)(Adaptive Radio Management (ARM) profile "ARM-Disable") #assignment disable
(Aruba)(Adaptive Radio Management (ARM) profile "ARM-Disable") #write memory
※ARMによるチャネル自動調整を使わないのであれば、Scanも停止して問題ないので、停止している。

RFプロファイルにARMプロファイルを適用
(Aruba)(config) #rf dot11g-radio-profile 11g-test    ←11g のプロファイル
(Aruba)(802.11g radio profile "11g-test") #arm-profile ARM-Disable
(Aruba)(config) #rf dot11a-radio-profile 11a-test   ←11aのプロファイル
(Aruba)(802.11a radio profile "11a-test") #arm-profile ARM-Disable


その他の設定として、通常はSingle Bandになっている。5Gと2.4GのそれぞれでARMを動作させる。5Gと2.4GをまたがったARMはできない。※設定上は選択できるが・・・

Arubaの場合、デフォルトではARMが有効になっており、電波の出力は自動調整される。
ARMをやめ、電波の送信出力を固定で設定する方法を紹介する。
強すぎる電波は干渉のもとになるから、弱めることもときには必要である。

Arubaの場合、AP ConfigrationのAP Specificから設定する。
RF Managementで802.11g radio Profile
Transmit EIRP
単位はdbm。日本ではMAX EIRPは20dbmである。ただ、諸条件によるロスなどがあり、ここでは15になっている。

主な設定パラメータについて列挙する。

設定項目解説初期値
<profile>プロファイル名1-63文字“default”
40MHz-allowed- bands11nのチャネルボンディング(40MHz)を適用させる周波数帯域を選択All,None,a-only,g-onlya-only
acceptable-cov   
erage-index   
active-scan  disabled
assignmentdisableにすると、ARMをOFFにできる
※multi-bandは、5Gと2.4GをまたがったARMを指すが、実際にはこれは動作しない
disable,maintain,
multi-band,
single-band
single-band 
backoff-time 120-3600240 seconds
client-aware  enabled
error-rate-threshold 0-100 
error-rate-wait-time  30 seconds
free-channel-index 10-4025
ideal-coverage-index  10
load-aware-scan-threshold  1250000 bytes/second
max-tx-power 3, 6, 9, 12, 15, 18, 21, 24, 27, 30, 33, 127127 dBm
min-scan-time 1-2,147,483,6478 scans
min-tx-power 3, 6, 9, 12, 15, 18, 21, 24, 27, 30, 33, 1279 dBm
mode-aware  disabled
multi-band-scan  enabled
noise-threshold 0-2,147,483,64775 -dBm
noise-wait-time 1-3600 seconds120 seconds
ps-aware-scan  disabled
rogue-ap-aware  disabled
scan-interval  10 seconds
scan-mode  all-reg-domain
scan-time  110 milliseconds
scanning  enabled
video-aware-scan  enabled
voip-aware-scan  disabled

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