IAPの役割は2つある。電波の送受信を行うAP部分と、設定や管理を行うVC(VirtualController)の2つである。この2つの役割が、IAPという筐体に入っている。2台目のIAPが認識されると、自動的にVCのスレーブの役割も持つ。つまり、マスターになっている1台目のIAPが故障したり、電源が落ちると、他のIAPが自動的にマスターに昇格する。

名称未設定 9


















スレーブがマスターになるときには、コンソールには下記のように表示される。切り替わり時間はおよそ20秒弱。

i am a potential master now
(70723:319095261:186581504) !!! Slave ---> Pot-Master
i am a master now
(70723:319146717:253690368) !!! Pot-Master ---> Master
Del bridge entry for magic vlan GW, d8:c7:c8:cc:45:24
asap_send_elected_master: sent successfully

管理画面へのアクセスは、2台目に割り当てたIPアドレスへのアクセスする。マスターのIPアドレスを引き継ぐわけではない。

VCの役割が変わっても、管理用のIPアドレスは常に同じものが使えたほうが便利である。そこで、VCに仮想IPを割りあてる。仮想IPにアクセスすれば、どのIAPがマスターになっていても常に同じIPアドレスで管理画面にアクセスできる。

設定方法は、画面右上の「設定」をクリックし、「仮想コントローラIP」にIPアドレスを設定すればよい。このIPアドレスは、今までIAPに割り当てたIPアドレスとは別のものを指定しなければならない。

名称未設定 11

















管理画面へのアクセスは、仮想コントローラIPを使うと便利である。どのIAPがマスターになっていても、常に同じアドレスでアクセスできるからだ。

仮想コントローラのIPアドレスや、どのIAPがマスターになっているのかは、メイン画面左下に表示されている。

名称未設定 13














※注意点
EAPを利用する場合、RADIUSサーバへの認証は各々のIAPからRADIUSサーバにリクエストする。つまりRADIUSサーバ側には、RADIUSクライアントとしてすべてのIAPを登録しておく必要があるので忘れないように!